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ウエスタン・ブリティッシュ
乗馬指導者資格取得コース

(公社)全国乗馬倶楽部振興協会が認定している「乗馬指導者資格」の取得を目指すコースです。

日本で唯一、ウエスタン・ブリティッシュ両方の上級指導者資格を保有し、毎年指導者資格試験の試験管も務める小野寺が、受かるコツを伝授し、最短で合格へ導きます。

複数の合格者を輩出している馬をお貸しすることも可能です。

乗馬指導者資格とは

公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会(NRCA)が認定する「乗馬指導者資格」は、一般市民に対して安全かつ適正に乗馬を指導できる人材を養成・認定する制度です。

取得の流れ

  1. 養成講習会の受講
    各級ごとに定められた地域・会場で開催される養成講習会に参加します。講習内容は学科と実技を含み、安全管理や指導法を学びます。
    ※講習会の受講は、当該年度の試験を受けるための必須条件です。

  2. 資格試験の受験
    講習会受講後、学科試験・実技試験・面接試験を受験します。

  3. 認定手続き
    試験合格後、所定の手続きを経て、翌年度(例:令和8年4月1日付)より指導者資格が正式に認定され、認定証が交付されます。

部門と級区分

  • 部門:

    • ブリティッシュ

    • ウエスタン

  • 級区分(いずれも初級・中級・上級の3段階)

    1. 初級指導者

      • 受講日(例:令和7年度)において満20歳以上

      • 3年以上の乗馬経験

      • 初歩技術の指導、馬の飼育管理、クラブ運営補助が可能な者

    2. 中級指導者

      • 初級指導者として3年以上の実務経験

      • 中程度の技術指導、初級指導者への指導・育成、プログラム企画、厩舎管理が可能な者

    3. 上級指導者

      • 中級指導者として3年以上の実務経験

      • 高度技術の指導、下級指導者の監督・育成、乗用馬の調教、クラブ運営管理が可能な者

      • 競走転用馬または国産乗用馬での講習・受験が可能

​参考:https://jouba.nrca.or.jp/schedule.html

ここ数年の合格率は、ウエスタン・ブリティッシュともに50%前後です。

なかでも実技試験は対策が難しく、よほどの経験者でない限り1発合格は厳しく、複数回受験する方も多いようです。

とくに、自馬ではなく借馬でのチャレンジは、馬の当たり外れが合否に大きく影響します。(もちろん高度な技術があれば、多少の馬の良し悪しには左右されませんが、最低限の馬に求められるレベルもあります)

乗馬指導者資格の難易度と合格率

​なぜ受からないのか

指導者資格試験は「学科・面接・実技」の3項目からなりますが、学科や面接で合格ラインに達しない人はほとんどいません。多くの受講者が落ちるのは実技試験です。そして、実技試験で落ちる人には、以下3点の共通傾向がみられます。

1.ジャッジの視点に立てていない

乗馬の技術はそこまで低くないのに受からない、という場合の原因は「どこをジャッジされているか」見られているポイントを理解していないことです。とくに、ブリテッシュであれば馬場馬術、ウエスタンであればレイニングの競技会に一度も出たことがない、という人に多い盲点です。単純に「3種の歩様ができるか」を見られている試験ではありません。ブリティッシュもウエスタンも、技術審査は減点式。「何がダメだと点数が引かれるのか」「どう見せれば3点(可)でなく4点(良)になるのか」というポイントを理解している人としていない人の乗り方の違いは一目瞭然です。後者はただ経路をなぞるだけであり、それでは合格点には達しません。この視点の違いが、「どういう観点をもってお客様の指導にあたるか」につながるため重要なのです。

2.馬のレベルが低い

実技試験で騎乗する馬は立派な競技馬である必要はありませんが、ハミ受けなどの基本的な調教がなされている馬でないと合格は厳しいでしょう。本来、指導者資格は「自分でトレーニング(調教)した馬」で受けるものです。なぜなら、トレーニング技術の審査でもあるからです。しかし実際は、試験に使えるような馬を所有していない人も多く、その場合は借馬をすることになります。試験会場で借りる馬は自分で指定することはできず、講習会で借りた馬とは別の馬をあてがわれることも多々あります。もちろん馬を貸し出す側は「ちゃんと乗れれば受かる馬」を用意してくれていますが、数分前に初めて跨る馬で合格ラインに匹敵する演技をするのは高度な技術が求められます。馬を借りる場合であっても、自ら「この馬なら合格できる」という自分に合った馬を探し、練習させてもらったり、試験当日に貸してもらえたりできるか話をしておくことが大切です。このような、馬の目利きや交渉力は、実際にお客様を指導するときにも大切なスキルであり、試験の合否を分ける要素になってきます。

3.練習が足りない

最後の理由は単純に「練習が足りない」です。受講生のなかには、すでに馬に関わる仕事をされている方も多いでしょう。言うまでもなく、動物の仕事は激務です。「日々の業務に追われ、自分の練習をする時間なんてとれない」という状況も想像できます。しかし、試験や競技会では「時間が足りなかった」という言い訳はききません。「去年より良くなった」というプロセス評価もありません。当日の出来具合だけがすべてです。ベストではなくても最低ラインを超えていく、本番に合わせて調整していく。これが、自分が競技会に出る場合、そして競技会に出たりライセンス試験を受けたりするお客様をサポートする場合に求められるプロとしてのスキルです。どうやって練習の時間を作るか、どうやって1回1回の練習の質を上げるか、そのようなマネジメント力も結果的に審査されているのです。

プロによるプロのための指導者資格取得コース

☑️ 何度受けても合格しない

☑️ 絶対1回で受かりたい

☑️ 講習会で「このままでは受からない」と言われた

上記のような方に向け、当クラブではプロ向けの短期集中コースをご用意しております。

 

小野寺は、東北地区乗馬倶楽部振興会の会長を2024年度まで務め、「東北地区の指導者資格試験合格率を上げること」をひとつの目標として取り組んできました。

 

その結果、2021年度、2022年度、2023年度、2024年度と毎年、指導をした方・馬を貸した方が合格されています。

受からない理由に「練習が足りない」を挙げましたが、「課題」を理解せずに練習を重ねても時間の無駄です。受かるために到達すべき点と、自分のギャップ(足りない点)を認識することが、最短で合格するための道です。

指導者資格取得はプロとしてのスタートラインに過ぎず、何年も時間やお金をかけて取得するものではありません。

​早く合格していただき、みなさまに東北地区、さらには日本全体の乗馬の普及や技術の向上に努めていただきたいという思いから指導者向けの指導にも熱を入れています。

​「最短で合格したい」「今年こそ受かりたい」という方はぜひご相談ください。

指導者資格取得コース 集中レッスン

・3回コース   16,500円

・5回コース   27,000円

​・10回コース   50,000円

・借馬

 1日10,000円〜 

 ※馬によって異なります。輸送もご相談ください

​合格者輩出実績のある、みちのくの馬たち

実技試験は競技会と同じ雰囲気で実施されるため、競技会慣れしている馬が優位です。

​騎乗者のレベルに合った馬をお貸しします。

お問い合わせ

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